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コンピュータウイルスは、年々凶悪化しハイテク犯罪に利用されることも多くなってきました。
ハッカーが自分の技術力を自慢する目的で作ったコンピュータウイルスも、いつしかクラッカーがハイテク犯罪などに利用する目的へと変化しつつあります。
コンピュータウイルスに感染されないためには、いままで見てきたような予防策が必要になります。
今まで見てきたコンピュータウイルスの予防策以外にも、外部のネットワークからの無断侵入を防止するために、ハードウェア的な予防策をとることもあります。
これらの予防策は、コンピュータウイルスや無断侵入に対する防火壁になることからファイアウォール(Firewall)とも呼ばれています。
現在のコンピュータウイルスが感染する流れは、次のようになっています。

今後のコンピュータウイルスを予防するためには、ますますファイアウォールの機能が重要になって行くことでしょう。
それでは、「パソコンのセキュリティ対策」の締めくくりとして、コンピュータウイルスの今後がどうなっていくのかを大胆に予想してみましょう。
今
までにも、(コンピュータ)ウイルスをテーマにした小説がいろいろありましたが、「すずひろ」がこれまでに近未来に出現する可能性があるものとして脅威を感じた作品は次の2作品です。
◆リング(鈴木
光司 著、角川ホラー文庫)
◇リング(DVD、ポニーキャニオン)
◇リング コンプリートBOX(DVD、ポニーキャニオン)
リングは、映画化で一躍有名になった物語ですが、この中に登場するリングウイルスは映像から人間へと感染します。
幸い、感染した人間から他の人間へ感染することはありませんが、映像(呪いのビデオ)を見た人間は必ず1週間後に死ぬというものです。
現在、映像を録画するメディアは、ビデオテープからHDDに移行しつつあります。つまり、パソコンでも映像の録画と再生ができるわけです。
もし、呪いのビデオの映像がパソコンのハードディスクに録画され、それが人間に感染したとすれば、パソコンを媒介としてウイルスが人間に感染することになってしまいます(念写の怨念もデジタル化されればの話ですが...)。
これって、コンピュータウイルスよりも、もっと怖い話です。
◆パワー・オフ(井上 夢人 著、集英社文庫)
パワー・オフは、ほかのプログラムの機能を自動的に取り込んで自分自身をバージョンアップするプログラムが、コンピュータウイルスの機能を取り込んでしまったがために、最強のコンピュータウイルスを作り出していくというものです。
つまり、世界中のコンピュータウイルスの機能をどんどん自分で取り込み、自分自身を最強のコンピュータウイルスにしていくというものです。
これらの話は、現時点ではSFですが、近未来に絶対に登場しないと言い切れないところに、人々は恐怖を感じヒットにつながりました。
近未来のコンピュータウイルスとは、いまの私たちが想像もし得ない姿になっていくのかもしれません。
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